ズワイガニと松葉ガニの違は?特徴や価格の違いはこれ

ズワイガニと松葉ガニの違は?特徴や価格の違いはこれ

かにを食べたいと高級かにのズワイガニを探していると、「松葉ガニ」や「越前ガニ」などいろいろなかにを見つけられます。松葉ガニは日本海で獲れるかにの代表的なものですが、ズワイガニとはどう違うのでしょうか?

 

ズワイガニは獲れた地域によって名前が変わる

松葉ガニの名前を聞いたことのある人は多いと思いますが、その他にもズワイガニを呼ぶ名前はたくさんあります。それは、ズワイガニは獲れた地域によって呼び名が変わるからです。
そのため、ズワイガニの産地は大きく影響しています。「松葉ガニ」は京都、兵庫、鳥取、島根で獲れる雄のズワイガニの呼び名です。
実は、「松葉ガニ」には地域によって別のブランド名が付いています。それは以下のようなものです。

 

  • 間人ガニ−京都府丹後町・間人漁港
  • 津居山ガニ−兵庫・津居山港
  • 柴山ガニ−兵庫・柴山漁港
  • 隠岐松葉ガニ−島根・隠岐諸島
  • 鳥取松葉ガニ−鳥取

 

松葉ガニはズワイガニのブランド名

産地によって呼び名が変わるズワイガニは、同じズワイガニに別の名前がついてブランド名となっているのです。ズワイガニとタラバガニ、ズワイガニと花咲ガニというような別の種類のかにではありません。
大きな違いはないズワイガニと松葉ガニですが、繊細なズワイガニは獲れる産地によって味は異なるようです。松葉ガニは、「濃厚で上品な味」「質が高く締まりが良い」などと評価されています。ズワイガニより松葉ガニは脚がやや細いので、かに身は非常に貴重だといわれています。
気になる値段ですが、松葉ガニは活きた丸ごと一杯で17000円程度といわれています。一杯は700グラム前後です。それと比べて一般的なズワイガニは、4000円〜8000円程度です。松葉ガニはズワイガニの2〜5倍くらいの差があります。この値段の差から、松葉ガニはさらに高級かにであることがわかります。

 

基本的にはズワイガニと変わらない松葉ガニは、値段の違いが気になりますね。これはやはり一度食べてみないと正確な違いはわからないようです。どんな味わいが楽しめるのでしょうか。